無意識のブレーキは、あなたを困らせるためにあるのではない

無意識のブレーキは、あなたを困らせるためにあるのではない

応募書類を完成させたのに送れない。大切な話をする日になると眠くなる。収入を増やしたいのに、金額を提示する場面で急に「今で十分」と思う。進みたい気持ちと、止まりたい反応が同時に出ることがあります。

止まる反応には、失敗、批判、関係の変化から身を守ろうとする理由があるかもしれません。だからといって、止まったままでよいとは限りません。何を避けようとしているかを知り、今の条件に合う守り方へ変えます。

目次

止まった場面を限定する

送信前、金額を言う直前、話し合いの日など、動きが止まった地点を書きます。 次に、身体が何をしたか見ることも確認します。眠くなった、別の作業を始めた、胸が重くなった。考えより先の動きを記録します。 さらに、進んだ時の最悪を出すことも確認します。笑われる、失敗が公になる、家族より目立つ。具体的な予想へします。

また、止まることで守ったものを書くことも確認します。恥をかかない、責任が増えない、今の仲間から外れない。短期的な利益を認めます。 そのうえで、止まった費用も書くことも確認します。失った応募機会、収入、話し合えない時間。守れたものと失ったものを並べます。

次に、最初に同じ怖さを覚えた時期を見ることも確認します。挑戦して笑われた、成功して嫌味を言われた。似ている経験がなくても無理に原因を作りません。 さらに、現在の安全を確認することも確認します。相談相手、予備費、修正できる期限、断る権利。今使える資源を五つ書きます。 また、動きを十分の一にすることも確認します。応募ではなく送信先確認、価格提示ではなく下書き作成。戻れる大きさで進みます。

公開範囲を小さくする

一人へ見せる、限定公開で試す、少額から提示する。批判される範囲を調整します。 次に、失敗後の対応を先に決めることも確認します。修正する、相談する、三日後に再応募する。失敗を終点にしません。

さらに、成功後の変化も考えることも確認します。仕事が増える、周囲の期待が変わる。成功が怖い場合は、受ける量や断る条件を決めます。 また、一人で進まないを確認します。送信時に同席してもらう、話す前に練習する。必要な助けを具体的に頼みます。

そのうえで、実行前後の強さを測ることも確認します。止まりたい気持ちを十段階で記録し、五分の行動後に測り直します。実際に何が起きたかも残します。 次に、毎回同じ言葉を探すことも確認します。「まだ早い」「もっと準備してから」。何か月も同じなら、情報不足か怖さかを分けます。 さらに、本当に進まない判断も持つことも確認します。条件を調べた結果、危険や費用が大きければ止まる選択は妥当です。反応だけでなく事実で決めます。

準備が増え続ける地点を見る

資料を直す、資格を増やす、道具を買う。その準備に終了条件がないなら、進まないための作業になっている可能性があります。提出日を先に決めます。 次に、誰の反応が怖いか特定することも確認します。世間ではなく、親、同僚、過去の先生など具体的な人を挙げます。その人が現在の決定権を持つかを確認します。

さらに、成功を隠したくなる場面を見ることも確認します。褒められると話題を変える、料金を下げる、成果を公表しない。成功後に関係が変わる怖さも記録します。

また、受ける仕事の上限を決めることも確認します。進んだ後の負担が怖いなら、月二件まで、返信は翌日までなど上限を置きます。成功が生活を壊さない条件を先に作ります。 そのうえで、小さな公開を三回繰り返すことも確認します。一回できて量を急に増やさず、同じ規模を三回行います。怖さと結果を並べ、再現できる範囲を知ります。 次に、応援ではなく役割を頼むことも確認します。「頑張って」ではなく、送信時に隣にいてほしい、翌日に結果を聞いてほしいと頼みます。必要な支えを行動にします。

止まった後の再開日を決める

一度見送っても、次の確認日を一週間後に置きます。無期限の保留にせず、新しい情報で判断し直します。

次に、進まなかった日の条件を集めることも確認します。寝不足、家族との口論、費用への不安、準備不足を記録します。三回分を比べ、いつも同じ条件があるなら、挑戦そのものより先にその条件を整えます。 さらに、進めた日の条件も残すことも確認します。午前なら送れた、同席者がいると話せた、金額を紙にすると言えた。偶然で終わらせず、再現できる準備へ変えます。

また、セッションで止まる反応の役割を見ることも確認します。本人は「やる気がない」と責めますが、止まる直前には失敗、成功後の責任、関係の変化への予想があります。セッションでは場面、身体、守ったもの、失ったもの、過去と現在の条件を分けます。 そのうえで、小さな公開範囲、失敗後の対応、助けを求める相手を決めます。止まる反応と戦うのではなく、今の自分を守りながら進める道へ変える時間です。

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この記事を書いた人

一般社団法人行動変容協会代表理事。エモーションフリー他、各種セラピーの開発者。20年以上、メンタルの世界を見てきて、様々な症例に対応しています。

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