エモーションフリー開発者のいながきです。

毒母の特徴は、過干渉、過保護、押しつけ、大げさ、ヒステリック、子育てから逃げる、愚痴、嫉妬、拗ねる、極端な言動だそうです。

娘側の視点で考えてみましょう。

Contents

親との関わり方は中々変えられないと思っていますか?

形として、母親と自分という関係性はずっと同じできているので、少々の反抗期では変えられず、耐えるとか、役割を演じるとか、アダルトチルドレン向きになっていることが多くあります。更に言えば、そこから、恨みや攻撃性に転化してしまうこともあります。

そうすると、自分の中には攻撃性が育ち、表面上、温厚に見えてもその奥では攻撃していると言うことがあります。それが、薄らとあって、苦手感、嫌なことを我慢するが日常になり、問題にすらならないということです。

嘘は日常になり、他人への緊張感が永続し、本心を隠して生きていきます。

これ生きづらいですよね。でも、知らず知らず、衝突を避けて学習した結果=勘違いです。

つまり、学習の間違い=生きづらさです。

その生きづらさを解消するには?

その生きづらさを解消したくても、ほぼ理由は分からないはずです。比較対象もいませんし、余りに子供の頃からはじまっている、当たり前だと思い込まされているので、変えるという発想が出にくくなっています。

親を変えるとか、自分を変えるとか考えるよりも前に、親はこういう人間、自分はこういう人間って思い込んでいるので変わるはずもないですね。

ですが、いくつかの勘違いが起こっているのでそれを解消すればかなりの確率で変化することができます。そのことについて書いていきます。

変化が起こるとこんなことになります。

  • 親に話しかけられても、嫌な感じがでなくなる。
  • 他人との関係性が変わってくる。
  • 干渉されても断れる。
  • 相手の評価が気にならない。
  • 自分は自分、相手は相手と切り離せる。
  • 金銭的にも、依存度が下がる。

学習をアップデートすれば、もっと楽に生きられます。

生きづらさは、子供の時にそれしか選択肢がないと思ってやっていたことです。親の顔色をうかがう、嘘をつく、本心を隠して笑う。時に、怒られることで、それ以上変なことにならないようにしている人もいます。DVとかも、子供が反抗できるわけもなく、ただ受け入れて、その時間が終わることをずっと思っていたり。

それが何度も繰り返されると、身体に染みついて思考や意志では抜けなくなっていきます。

高校時代などのに、過干渉に対してヒステリーの壁をはって回避していた人は、その後も良く衝突するなんて事になります。

今のあなたを見れば、大体何をしてきたのかは分かります。

やってきて、一番、楽なものを選択しているはずです。例え、罪悪感を感じていたとしても、自分が傷つくよりもマシだから。そんな風にどこかで感じて、自動的にそれを行い、再学習で強化していきます。

何をしてきたかが分かれば、なぜそれをしたかが分かってきます。そうすれば、原因は見えたも同然。あとは、そこにある学習をアップデートして、過干渉に対して平然とした態度でいられるようになれば、過干渉が意味を成さなくなり、母親側のアップデートが始まります。

この考えが分かるのは、本当にたくさんの事例を見ているから。

先ほど、比較対象がいないということを、ちらっと書きました。個人で悩んでいる方は、誰と比較することも少ないので、気がつきませんが、セラピーの現場に20年も経っていれば、パターンじみています。

現象として今の形が同じでも、現任が違うなどと言うことが多々あるので、私は個人個人しっかり見ています。話を聞くことは少ないですが、それは必要な情報さえ取れれば人がどう動くかは大体予測ができるからです。

そして、データベースのような経験知が、次の一手を教えてくれます。何気ないエピーソド、その人だけの想いなどが絡まるとより正確度が上がります。

とはいえ、分かったから変わるわけではありません。

変えるための最良のツールをもっているので、それを行使します。すると、その場で親に対する気持ちが変わります。

『もう、どうでもいいです。』『大丈夫です』『何で私イライラしてたんでしたっけ?』

実際そのようなことを良く言われます。

なぜ、どうでもよくなるのか?

人は、体験したこと、知ったことで物事を判断し、解釈します。その意味が変わってしまうと、人は同じ感情を出すことができなくなります。

想像してみてください。

滅茶苦茶、怒っていたときの感情。もし、その感情を温泉に浸かりながら思い出したりしても、同じくらいの怒りにはなりません。人は身体の状態が感情に影響します。

逆に頭痛がしているときに、些細なことで注意されたら、イライラ度は増していきませんか?

怒りや嫌な感情を我慢するのではなく、出てこなくすると、その後は快適になります。

それを恒久的に学習させてしまえばいいんです。それも、僅か数分で。私のエモーションフリーはそれをずっとやってきています。

過去の学習をアップデートする。

過去の学習を恒久的にアップデートできれば、再発、ぶり返しが怒りません。これは日本人が求める形で、欧米諸国の方々はセラピー文化がありますから、またセラピーに行けば良いだけの話なので尽き詰めが弱いです。

欧米由来のセラピーをたくさん勉強しましたが、うまくいきません。

だから、エモーションフリーができました。

全てのトラウマは経験の学習です。それならば、更に上から学習をインプットすることで別の着地点に持っていくことができます。

それをやっているだけなんです。それを使えば、母親を見てもイラッとしない、ちょっと冷静に見ることができようになります。

無意識レベルの変化だから、気がつくと良くなっている。

親に対する嫌な気持ちがなければ後は普通に対処するだけです。四六時中、親を気にする必要もないし、恐れたりする必要もありません。

そういう変化は、意識しているうちは絶対にできません。意識的なモノというのは無意識レベル効果を及ぼすことが弱いです。

だから、理性的なセラピーは浅くて、効果が限定的です。

何をされたか分からないくらいの方が、無意識レベルに効果的です。そして、気がついたら親と笑って話をしていたとか、旅行に行っても辛くなかった、なんて報告が続いています。

まずはエモーションフリーを勉強してみましょう。

そんなことがあるんだろうか? なんて思っている方もいると思います。良く言われてきました。

でも、そんな人でもサクッと変わりました。変われば後は信じようが信じまいがどうでもよくて、あなたが辛くなくなる。そして、自分を取り戻す、これが大事です。

そして、あなたの子供にされたことをしないことも大事です。