エモーションフリーの考え方

エモーションフリー開発者のいながきです。

エモーションフリーは感情の問題を解決するツールです。どういうものかと言うことについては、いくつも書いてきていますが、今日は考え方について書いていきます。

考え方を知ることで、よりエモーションフリーが使えるようになりますね。

今日の目的

メソッドとしての完成度は、かなり高いエモーションフリーですが、講座は考え方と言うよりは手順を覚えて1日で使えるレベルに持っていこうという趣旨で組まれているので、中々考え方まで分かるのは大変かも知れません。

手順を覚え、ものの見方を覚えるとエモーションフリーは確実にできるようになります。その間に、エモーションフリー自体の考え方があります。つまり、

盲目から明快へ

手順は分かっても理由が分からないとしっくりいかないという人もいるかと思います。それでも、エモーションフリーは嫌な状態を吹き飛ばす威力があるので持っていると便利ですが、より人生の相棒とするためには考え方も知っておきましょう。

例えば料理を作るとき、レシピに従って作っていけばある程度は作れます。でも、なぜこのタイミングでこのスパイスを入れるのかとか、順序がこうなっている理由が分かってくると、ちょっとしたバリエーションで状況に合わせたものが作れます。

知らなくても困ることはないでしょうが、知ることでバリエーションが増えます。

それでは大事な考え方を行ってみましょう。

エモーションフリーの講座では、問題の見つけ方や、数値化、3つの人間心理や、4つの考え方、5つのフレーズなんて話をしていますが、その前の話です。

エモーションフリーのそもそも論ですね。

1.一目惚れは一瞬だ。

一目惚れは短時間に人を好きになってしまうことで、ほんの1秒にも満たない時間でそうなる人もいます。要は何かのスイッチが入るのですが、これはトラウマでも同じです。一瞬で恐怖を感じて頭から離れないとか、PTSD(心的外傷後ストレス障害)のように囚われてしまうことがあります。

これを逆手にとって考えれば、一瞬で入れ込んでしまえば、その人の中に強い記憶を作ることができます。とはいえ、そう言ったものは余りありません。

ですが、意図とはちょっとズレますが、何らかの刺激で、過去、学習した不安が身体に再現されるのを、ずらすことができれば、不安の再生ができなくなります。

2.人間の身体は記憶する。

人は自分の意識で色々考えますが、無意識という存在があって、意識と無意識の比率では圧倒的に無意識が多いとされています。さらに、記憶という観点ものを考えると、無意識的記憶の中には身体が覚えていると言うことが多々あります。

何年もやっていたことから離れていても、いざ道具を手に持ってみたらスムーズに動かせるなんて事がありますよね? 頭で分かっていないことも、身体が覚えているなんて言うことがあります。

だから、人は体験することが重要で、その体験がネガティブであると自然と避けるようになったりすることもあります。

忘れていた曲も、最初の出だしを聴いただけで後は思い出せたりすることもあります。

記憶はトリガーとセットで記憶されていて、それが意識的なものでなくても、身体の中に格納されていると考えてみてください。多くの場面で、納得がいくかと思います。

3.記憶はちょっとした刺激で再現される。

先ほども書いたように、ちょっとの刺激、トリガーがあれば記憶が思い出されることがあります。場所や、音(声)、映像の一部、何か一つでいいのでトリガーがあれば記憶は再現されます。

記憶が再現されると、様々なことが身体に起こります。記憶が何か嫌なことであれば、過去の嫌なことを想起して身体が自然と強張ります。結果、その信号が脳に入ってきます。このループは人が自然とやっていることで、ホラー映画を見て怖くなるのも同じです。大好きな子供を見て優しい気持ちになるのも同じです。

ポジティブ、ネガティブは関係なく、単に想起されます。そこから来る、身体の感じがあり、脳の認知があります。そこには感情が出てきます。

ネガティブな人はそのパターンを繰り返し行っていて、強化されています。

4.無意識レベルの想起に現実も無意識も夢も影響する。

無意識レベルの想起は、ちょっとした刺激でも起こります。更に言えば、刺激があって無意識レベルの想起があれば、身体が自然と自分を守る方に動きます。現実であっても、寝ている間であっても、その部分は同じです。

夢に心配事を見ることでその一部は理解できるかと思います。意識が向かっていると、そういった影響が出てきます。

だから、影響のある根本のトリガーを刺激しないことが重要です。

5.ちょっとした出来事が学習される。

一目惚れの項目でも書きましたが、1秒に持たない時間でも身体にその体験は刻まれます。

親に怒られたこと、嘘をつかれたこと、叩かれたこと。意識では都合が悪いので忘れたことにしていますが、身体が無意識が覚えています。

だから、ちょっとした刺激で嫌な気持ちになるので、自分を守るための防御行動や、その物事を回避する、回避行動を無意識に行います。これによって、本当に自分にはなれませんし、問題のない生き方を常として、安全な選択肢に終始します。

6.一度学習したことは継続される。

子供の頃に学習したことは修正が行われなければ、変化することはありません。なぜなら、同じ体験を回避するようにしてしまって、無意識に遠ざけているからです。

ただ、この学習はあなた自身ではなく、後から学んだオプションに過ぎません。だから、変更が可能です。

例えば、人間関係が上手く行っていない人は、よく家庭環境を聴かれます。家庭環境がマズイと人間関係を上手く構築できないという考え方に寄ります。実際はそうではなくて、家庭環境で学んだことが、上手い人間関係の構築でないので、上手い方法はわからないと言うことと、同じ行動をすることでそれ以上に悪くはならないということです。

7.記憶は変わらないが、学習で想起するルートを変えられる。

体験して学習したことを、何度も繰り返す人生を選ぶか、それを変更して新しい人生を選ぶかを問われます。

過去に起こったことは変わりませんが、それに支配される必要はありません。無意識レベルで対処していると意図的な対応はできずに流されます。ですが、無意識レベルでの対処をすることができれば、事態は変化します。

多くは認知を変えることで、意識的に押さえ込んで行動を変えようとします。これも繰り返せば深いレベルの変化になるでしょう。多くの自己啓発がやっているのこれです。良き人になるという方法です。

ですが、今の日本人にそこまでの精神力は余り見つけることができません。

だったら、別の方法で解決してしまおうと考えました。別の方法で、努力なく、時間を掛けずに、最大の効果を出す方法です。

8.無意識で思い出さなければないも同然。

過去の傷は癒やせるのか? ちょっとした命題です。過去は変わらないのに傷は治るのか? 遠き変えるとわかりやすいかと思います。身体の傷と違って、気持ちの傷はこだわりが生まれると手放せなくなりますし。無意識に反芻されたりします。失恋などがそういう形になりやすいです。

別のことに集中しても、あるトリガーが一致すると想起されるのであれば、なくなってもいません。

考え方を変えて、想起できない状況を着くったらどうでしょうか?

トリガーに対して想起するわけですから、トリガーで想起できなくする作戦です。

できるだけ短時間の作業で、直ぐに結果を得られる方法として、エモーションフリーが作られました。そして、永続することです。

9.真の改善って、ちょっとよぎる恐怖もないこと。

真の改善は、我慢してやり過ごすことではありません。これだと、想起される度に精神力を駆使してやり過ごさなければなりません。酔ってしまった時などは難しくなって、トラブルを起こしかねませんし、常にストレスになって問題発生です。

真の改善は、無意識レベルで想起できなくなることです。そうすることで、生活のクオリティが上がりますし、気になる相手も、まぁ、普通に対処できるようになります。

なぜここに至るのか?

ほぼ開発秘話ですが、別のツールでダメだったからです。

海外系のツールで評判もそこそのものです。目的が違うのでダメって言うの酷いですが、求める結果ではなかったという理由が、開発への道へ突き進めさせました。

セラピーの世界って上手く行ったらサポートしているのが楽しくなるし、上手く行かないと悩んでしまったりすることがあって、改善する手を探して色々勉強しました。遠い昔話です。

そのうち、色々気がついて何をどうするかを突き詰めたら今の形になりました。とはいっても、別のものをが先にできあがって、そこから切り出した形にしています。

結果主義で考えれば、楽になって貰って帰って貰うのが一番です。

証明はできないが実証はできる!

心理的なものなので、原理の説明自体は話せますが、科学的根拠と言われるとちょっと難しい部分があります。それでも、数こなしてきていますので、実証はできると考えられます。

エモーションフリー自体は誰がやっても結果が出ることを目指して作りましたから、誰がやっても同じような結果になります。ただし、その問題の見つけ方、フレーズの組み立て方の根幹に当たる、考え方がとても重要です。

上手く行かないケースとは?

上手く行かないケースは大体決まっていて次のようなものです。

  1. 絶対に良くならないと覚悟を決めている(恨みが強すぎる)
  2. 身体感覚を感じることができない(五感的に遮断している部分が強すぎる)
  3. フレーズが見当違い(考え方が間違えていると話が通りません)
  4. エモーションフリーの考え方を認めない(苦しんだことを手放せない、良くなると都合が悪い)
  5. 問題の数値化が不安定(感じ方の調整が必要です)

いつの時代か、世界が理解してくれる

兎に角、効果が出るケースの方がほとんどです。先に挙げた、上手く行かないケースを中心にその人の性格と対話していく必要はありますが、改善が起こることが多いので、その結果、変わる人は増えています。

数が増えれば、いずれ、それが広がっていきます。

ただし、エモーションフリーは記憶の忘却を使っていますので、人によってはセッションを受けたこと自体を忘れてしまうので、エモーションフリーの記憶の飛んでしまうことがあります。過去に行った犯罪被害者のケースではそれもいいのですが、一般の人は覚えておいて欲しいと思います。

人はネガティブから卒業すると、その傷について、思い出せなくなるケースが多々あります。

人としては傷が治ったのでいいことですが、周りの人はそうではないので、覚えて広めてくれるといいなぁと考えて、協会というスタイルを取っています。

エモーションフリーはまだ広がっていません。

エモーションフリーの最も凄いところは、無意識の想起がなくなるので、思考への割り込みがなくなることです。ネガティブに考えてしまうことが誰でもありますが、それすらもなくなっているという事実があります。

自分を責めたり、自己肯定感がないフリをするのはやめて、ポジティブに夢に向かって進んで欲しいと思います。

でも、夢がないんです。

これも良く言われます。幼少期に、自分を押さえ込んでしまって、精神的自殺(周りの喜ぶことを選択することしかできなくなる)をしてしまうと、自分というものが育ちません。

常に親の顔色をうかがい、周りの人の顔色をうかがい、その場で問題が起こらないようにしてしまいます。これも、学習の効果です。それは永続して20年、30年と続きます。だから、年齢が上がっても息辛さが自足しています。あるいは、親への恨みになって行くこともあります。毒親問題はこれに関係します。

自分探しは理想の自分を探すのではなく、無意識に自分を押さえ込んでしまっている学習を無効化して、本来の自分(育っていないので子供です)を成長させることです。回避行動をしなくなり、面倒くささから好奇心に変化させ、実際に体験し、喜びを感じ幸せに昇華していくことが必要です。

それをしなければ、夢は分かりません。

夢を育てるのは?

夢を育てるには、知識を得たり、経験して楽しいと感じることが必要でしょう。知らないことを夢にするのは難しいです。だから、大人になった今は、自分でそこに飛び込む必要があります。

でも、怖い、否定される、嫌われるなんて想いが浮かんでいたら、行動なんて止まってしまいます。

だから、エモーションフリーでまず先に進みましょう。感情をリリースして、回避行動にならないように、無意識のネガティブ思考がでないようにします。そうすれば、少し前に進めます。

ネガティブ思考があるのですが??

これも良くありますが、エモーションフリーで気にならなくなる人はたくさんいます。もちろん、考える癖がある人はそれも直す必要がありますが、そもそもちょっとした刺激で不安に感じる部分が減るというのはまともに考えるために大きな前進です。

相手が得すること 相手が得すること

エモーションフリーが使えるようになると、それだけでヒーローになれます。困った人を助けることができます。

そして、それはあなた自身のために使えますし、身近な人のために、使えます。大事な子供のため、パートナーのためです。

考えてもみてください。家族でエモーションフリーができてネガティブなことを言わなくなったら? 相手を責めなくなったら?

自分を守るための防御壁を張る必要がなくなります。相手にビクビクしないで、自分を出すことができます。意外と、人の関係は自分が引き起こしています。恐れなければ、やり取りの苦もなくなってしまうことがあります。

そのためにまず、ビデオから始めてみませんか?

エモーションフリーに興味が出てきましたか? 興味が出てきたらビデオ講座がありますので、検討してみてください。金額を残りの人生で割っていただけると、そんなに高いものではないと思います。