罪悪感 とどう向き合うか? 間違えると大変です。
罪悪感 に対して、対処方法を持っていない人がかなりいます。相談を受けていると、ちょっとした思い違いで、変えようのない過去に悩んでいる方がたくさんいます。
罪悪感 について考えてみる
人には一つや二つ、いや、もしかしたらもっとたくさんの罪悪感があるのかも知れない。でも、多すぎると何が何だかわからなくなりますね。
罪悪感 は、自己肯定感と同じで『感』ですから、そう感じてしまうことです。
そこから囚われ、何度も頭の中でリピートし、人によっては行動ができなくなって行く、避けてしまうなんてことが頻繁に起こります。そして、何もなかったかのように避けるようになって行くと、他の人が、その人を見てもわかりもしません。
罪悪感 で苦しんでいる人は多い
誰でも罪悪感のいくつかは持っています。しかも、それで現在進行形で苦しんでいる人もいます。でも、離れることができないといいます。忘れられない、後悔、謝罪の気持ちを持ったところで、現実が変わるわけではありません。
罪悪感 は長く持ち続けるものではない。
現実が変わらないのですから、罪悪感を持ち続けても拷問になるだけです。
しかも周りは、その痛みを想像するくらいで完全に共有、理解はできないです。
そして、終わりのない拷問は十年、二十年と、本人が覚えている限り続くでしょう。
なぜなら、 罪悪感 を持ち続けても何も変わらない。
長く続く罪悪感。終わりはいつでしょうか? 罪だから許されたときでしょうか?
忘れたときでしょうか? 実際忘れたと思っている人も、行動が出威厳されている人は多いです。
記憶から思考に出てこないだけでも、癖になっている人はいるし、抜けられていない人もたくさんいます。
でも、そんなの未来に対して言えば何も変わらないってことです。
きちんと、終わりにして次に行かないといけません。そうでなければ、ずっとトゲが刺さったよう感じになってしまいます。
必要なことは、 罪悪感 をどう受け取り、そこから何をするか?
未来の為に必要なことは2つです。
- 罪悪感 を持ち出して毎回苦しまないようにする。
- 罪悪感 の起こった事件を二度と起こさないように対策をする。
特別なことではありませんが、きちんと終わりにすることができれば苦しみは出ません。
また、罪悪感を感じたということは、何かが起こったので次回はそうならないように努力しましょう。事件を整理し、ベストを尽くす。そして、結果がどうであれそれ以上はできないのだから悔いても意味がありません。ベストを尽くしたならそれ以上は無理なんですから。
罪悪感 を感じる過去はいじらない。今ある気持ちを整え、未来をつくる
罪悪感を上書きするとか、そういうのは意味がわかりません。
感じたことはそれでいいです。大事なことは、過去にこだわることではなく、今に生きることです。
だから、今ある気持ちを整えましょう。それは、エモーションフリーの技法が合っています。身体が反応しないようになると、思い出すこともほとんどなくなります。不意に思い出して泣いてしまうなんてことは起こらないことが多いです。
そして、気持ちが整ったら、同じことを繰り返さないように対策をします。成長以外に対策はありません。
何度も同じ罪悪感を重ねても、楽にはなりませんから、気持ちを整え、対策し、未来をつくりましょう。
罪悪感 でパフォーマンスを落としても仕方ない。時間は戻らない。
罪悪感に囚われてしまうと、どうしてもそのことを考えることが多くなり、パフォーマンスが落ちます。周りの人も心配にさせてしまいます。
今、存在しない事件に、気持ちだけ現在進行形で囚われても、やるべきことができなくて時間ばかりが持って行かれます。
一度持って行かれた時間は戻りません。
あなたは過去に生きているのではなく、未来につながる今に生きています。
だから、 罪悪感 をステップとして次へ行く。
罪悪感 をステップにできるなら、次の段階へ進めます。学び、同じ轍は踏まない、つまり、後悔をしなくてもいいことになって行きます。
全てでそうなるとは思いませんが、かなりの率で、自分らしく生きられるようになります。
恋愛の失敗、人間関係の失敗、仕事の失敗、人生の失敗、過ぎたことは、戻りません。
許されることがあるとしたら、二度と同じような失敗はしたくないですよね?
人は成長する生き物です。前に進む生き物です。
罪悪感 は一つの学び。学べない人は先へ進めない。
だから、前に進みましょう。過ぎてしまったことに拘っていても成長はありません。
教訓として、次でうまくやるように努力し、行動して行きます。
これができない人は、現実を歪曲し、過去に留まって、前に進めなくなってしまいます。
さぁ、 罪悪感 から未来の失敗が起こらないように先へ進もう!
エモーションフリーがあれば、感覚の方を何とか対処できます。
胸が痛む、涙が出る、そんな状態を出なくする可能性が高いです。反応を入れ替えて思い出そうとしても同じような気持ちになれなくなります。
多くの人は、どうしていいかわからないのか、その場で笑ってしまいますけどね。
エモーションフリーを知らないって言うのも、ちょっともったいないです。
是非、未来に失敗しないように成長して進みましょう!